
友人宅の庭と外周を整地する
耕し修復し、ユキヤナギを植えたことで山の丘側の管理は区切りがついた。今この場所で出来ることはユキヤナギが育つのを待ちながら雑草を刈り続けることだけだろう。4月にもなるとハコベが大量発生して凄まじいことになるので一時も目を離せない。丘の方に目を配りながらも、次は友人の自宅側を管理することにした。丘を登った先に友人の住む家屋と庭が存在し、水やりの際に往復する水桶などもそこにある。大分自然に侵食されてい...

山中にユキヤナギを植える
砂利を除去し、地崩れを直したことでようやく植栽を行える環境が整った。しかし多少直したからといって正直あまり良い植栽環境ではない。従って環境を物ともせずに育ってくれる花木を先駆けとして植える。私の一押しは何と言ってもユキヤナギだ。極めて耐寒/耐暑性が高く、渓谷に自生しているからか多くの植物が苦手とする多湿にも強い。その上でかなりの乾燥にも耐え、肥料は殆ど必要ともせず、病気や害虫にも強い。日光さえ当た...

崩れた坂を修復する
先日、ひと月を費やしてこの山全体の砂利を除去することに成功した。続いて山に花木を植える上での課題は何かといえば地崩れだろう。各所で複数発生しているが、写真に写っているのはその中でも一番大きなものだ。元々は竹に飲み込まれていたこの山であった故に、竹が風に煽られると度々地崩れを起こしていた。特にここにはとりわけ高い竹が生えており、それが去年の台風の日に風に煽られた結果が画像の状態である。草木に飲み込ま...

どうしようもない土壌をどうにかする
何時かはこの山を花木で埋め尽くそうと決意したは良いが、そこら中に問題が散見していて何から手をつけていいやら困ったものだ。先立って花木を植えるという目標がある以上、まずは植物を植える為の根本的な問題から解決しよう。即ち土壌の致命的な問題である。何というか絶望的な土壌だ。石や瓦礫が所狭しと転がっており、植栽がどうとか言っている段階ではない。振り下ろしたスコップが金属音と共に弾かれた時は流石に参った。こ...

荒廃した山の記録
私は今この荒廃した山を管理している。土地の所有者は私が仕事で世話になっている友達だ。彼はコマドリ造園という植木屋の社長をやっており、彼の所有、在住しているのがこの山である。20ほど年が離れているがとても気の合う人間だ。ちなみに私が手を入れる前はこうなっていた。これでもある程度の雑木や竹を伐採した後である。つる類は隣地に侵食し、伸びる竹は天を貫くよう。連日仕事終わりに通って伐採を続け、今の状態に落ち着...