信濃ツツジ | 銀河(ギンガ)

2022年05月19日
ツツジ
銀河の花

開花期:4月中旬

めしべ以外が花弁化した八重咲きで、恐らく黄レンゲツツジ系統の晴れやかなレモンイエローの花を咲かせる。

『Azalea ginga』などで検索しても英語の表記ページは出てこないので、
信濃ツツジとして日本で生まれたか流通名が違うかの何れかだろう。

豪華絢爛という言葉が相応しく、その花を星に見立てたのならば銀河という名前も打って付けに感じる。
樹勢も強健で、育てているレンゲツツジ系統の中だとあまり気を使わなくても良い優等生。
特に日差しに対しての耐性が他の品種と比べて強めに思う。


銀河の花

本種はレンゲツツジでもエクスバリーアザレアでもなく信濃ツツジに分類される。

信濃ツツジは日本国内でレンゲツツジを改良したツツジ群のことを言い、
欧州で改良されたエクスバリーアザレアとは似て非なる品種(らしい。断言出来る程の情報を持たない)

エクスバリーアザレアはその交配親の親であるGhent azaleaとレンゲツツジ等が混ざった後に
西洋シャクナゲとも交配されているが、信濃ツツジは両親の片方がレンゲツツジくらいの違いはあるかもしれない。


写真


銀河の花2

花色が若干薄く緑がかっているのは写真写りの都合などではなく、肉眼で見てもそう見える。
黄レンゲツツジを見たことがあれば、正に配色的には両種とも非常に似通っている。


取り扱いについて


特性

レンゲツツジの系譜は乾燥に弱い。

しかし本種は若干ではあるもののレンゲツツジよりは乾燥と日差しに強いように感じる。
日光を好むのでなるべく日向に植えたいが、その場合はくれぐれも水やりを意識したい。

私は本種を夏の西日も当たるような場所に植えているが問題なく育ち良く花を咲かせているので、
管理に自信があれば日向に植えると花付きが非常に良い。

ただし生育は地域や環境によってもかなり左右されるので
7月から9月までは日除けを1枚かけておくとか、根元を落ち葉で覆うなど真夏の対策を考えておくと吉。


剪定

萌芽力はあまり強くないので、剪定時は刈り込まない方が良い。

枝元から出てくる新芽を残し、それが伸びたら古い枝と順次交換していく。
尚、樹高に関して大きくしたい場合はその限りではなく、内枝を除去する程度で殆ど剪定を行わなくても良い。

ただしその場合も花終わりの花がらを子房ごと除去することを強く意識すると伸びた樹形が崩れない。
本種に限らずレンゲツツジ系は結実すると該当枝が枯れ株が弱るので、花がらをとにかく除去する。


雑記


絵1

古今東西様々な品種改良が日本を含めた世界中で行われているが、
交配が進み過ぎてその成果を目にした時に頭が混乱する時がある。

本種は私が元々レンゲツツジを見慣れなかった故に尚更目を奪われ惚れ込んだ。
葉を見るまで一瞬ツツジだとは気がつけなかった程に豪華絢爛な花を付ける。


絵2

花の一つ一つが星のように輝いており正に銀河である。
海でヒトデを掴む以外にも地上で星を触れる方法があったのだ。

最早原種だろうが交配種だろうが綺麗なら何でもいい。