レンゲツツジ | 黄レンゲツツジ

2022年05月19日
ツツジ
黄レンゲツツジの花

開花期:5月上旬

レンゲツツジの変種で、交配などで作られた訳ではなく自生するレンゲツツジが自然変異した個体。
レンゲツツジは本種の他にも朱~橙、白色など個体によって色の揺れ幅が大きい。

本種は優しい黄色というか、緑がかったレモンイエローで何とも言えない花色をしている。
特に蕾と咲き始めは黄緑がかっていて非常に美しい。

尚、有毒性や取り扱い方はほぼ基本種のレンゲツツジに準拠する。


黄レンゲツツジの花

基本種と同じく日差しは好むが乾燥に弱い。
特に株元には陽光を当てないよう落ち葉などでマルチングしておくと育て易さが格段に上がる。

花色は原色に近い黄色とはかけ離れており、近年はエクスバリーアザレアなどの品種改良が進んで
濃黄色の品種が増えたことから相対的に本種の淡い色彩の価値は上がっているように感じる。


取り扱いについて


特性

草原や高原に分布しており日光を好む。
しかし日差しに伴う土壌の乾燥には非常に弱いので、定期的な水やりを忘れないようにしたい。

湿地にも自生が見られるように多湿には強いので、高温多湿を防ぐ為に土壌を落ち葉で
覆った上で早朝か夕方に水をやる。

真夏は昼頃に水をやると地中で熱湯になってしまうので出来る限り日中の水やりは避けたい。


剪定

本種は萌芽力が弱く刈り込まない方が良い。
枝の根元から出てくる新芽を残し、古枝と順次入れ替えていく。

花後には枝の先端から新芽が出てくるので、新芽伸長の邪魔にならないよう花がらは早めに子房ごと除去する。
その場合は誤って新芽まで落としてしまわないように注意したい。

がくのすぐ下あたり(花柄)で切ると新芽を間違って落とすリスクが減る。


雑記


絵1

黄レンゲツツジは見れば見る程爽やかな花色だ。
レモンと並べてみるとレモンよりレモン色をしているような気さえする。

流石にそれはレモンに対する冒涜だろうか。
しかしレモンイエローという色の表現がここまで似合うツツジもそうはない。


絵2

レンゲツツジは基本種、本種黄レンゲツツジの他に白花変種個体も存在する。

何れも人間の手によっての変化ではなく、自然変異を起こした個体が
そのまま園芸品種として扱われるパターンだ。

現代でもちょくちょく自然の変異個体は見つかり続けており、
それが定着化や増殖されたものが都度市場に出回ってくる。