ミツバツツジ | クマノミツバツツジ

2022年06月02日
ツツジ
クマノミツバツツジの花

開花時期:4月初旬

ミツバツツジの一品種。

ミツバツツジは変異しやすく自生地によって細かく種類が分かれており、
クマノミツバツツジは紀州の熊野灘を仰ぐ海岸地帯を産地とする品種。

他の品種と比べて若干色が濃く感じるが、ミツバツツジは同じ品種でも花色がばらけやすい。
複数個体を育てて品種特有の色かどうかを精査してから、後に情報を断定する。

クマノミツバツツジの花

本種を含めキヨスミ、トサ、コバ、トウゴクサイゴクなど様々な品種を2、3株ずつ実験で育てているが
明らかに本種が一番元気が良く花付きも良好に感じる。

これは山中のミツバツツジと比較した上での判断なので、恐らくミツバツツジの中では強健。


取り扱いについて


特性

まだ断定は出来ないが他のミツバツツジに比べて本種は強健に見える。
比較的日光が差し、乾燥する場所に一番適応しているように見えたのも本種だった。

ただしあくまでミツバツツジとしての強健さなので、
株が小さい内はよく観察して葉が焼けているようなら遮光をしたりと過保護にしてやって損はない。


剪定

本種は萌芽力が弱く、刈り込まない方が良い。

ただしミツバツツジは落葉性ツツジの中では萌芽力が高い方なので、
一応だが刈り込むことも出来る。

どうしても剪定の仕方が分からないとか、型を破って四角くしてみたいなど理由があれば
覚悟を決めて刈り込んでみても良いかもしれない。


雑記


絵1

私は趣味でツツジを沢山育てているが、個人的に花の見分けに関してはミツバツツジが一番難しい。
私が知っているだけでも20種類以上があり、殆どが似通った葉と花を持っている。

最後は開花時期で絞るしかなくなるが、日差しや樹勢の違いで同品種でも開花にズレが起きることが多い。
おまけに同品種でも実生苗だと花色に差が出るので、訳が分からなくなる。


絵1

もう花が綺麗なら何でも良いのでは?