ゲンカイツツジ | 光源氏(ヒカルゲンジ)

2024年04月21日
ツツジ
光源氏の花

分類:ゲンカイツツジ (落葉樹 / 有鱗片シャクナゲ)
名前:光源氏 (ヒカルゲンジ)

開花期🌸:3月上旬
基本種のゲンカイツツジよりも若干早めに開花することが多い。
育成難度
扱いは基本種と変わらず、有鱗片シャクナゲの中では強健な部類。
長時間西日の当たるところに植えると葉焼けよりも先に新芽が干からびるので注意。
かといってあまり半日陰に植えると露骨に花芽が減る。
程々の明るい半日陰に植えると良い。

暑さ🌞 : 少し弱い。あまり強烈な西日には当てない方が良い。
寒さ⛄ : 強い。東京では気にする必要がない。
乾湿💧 : 乾燥にやや弱く若干の湿気を好む。

自生地 : 無し (日本の園芸品種)

品種登録 : ❎
商標登録 : ❎
在庫状況 : ❎


概要


ゲンカイツツジの八重咲き品種。
概ね花弁の数は安定しており、花の個体ごとに変化をすることはない。
花弁が基本種よりも若干フリルのように波立っていて華美である。

花色は基本種と同じで若干赤みがかった薄紫色をしており、花弁の薄さも基本種と同じ。
故に日光が当たると花弁が透き通り、良い角度で観察すると花弁に葉や裏側の景色が浮かんで見える。

八重咲きになることで花弁同士が折り重なった場所にコントラストが生まれ大変美しい。


光源氏の花

常緑ツツジのように株を花で覆いつくすような花付きではなく、ざっくりとした枝ぶりで先端に花が付く。
他の落葉ツツジと比べても花数は控えめだが、色形にインパクトがあり遠めに見てもよく目立つ。

花持ちも良く、他に開花しているものが少ない3月を長く彩ってくれる。
雨にも強い。


写真


光源氏の花2 光源氏の花2

日当たりや咲き進み具合で色が変わって見え、観察する度に違う色を見せてくれる。


取り扱いについて


特性

有鱗片シャクナゲの中では強健で、
きちんと根付いていることが条件だが短時間であれば真夏の直射日光にも耐える。

日差しにはそこそこ耐性があるが安定せず、
あまり日当たりの良い場所に植えると新芽の展開時期に日差しでしなしなになったり、
真夏の降雨不足時に致命傷を負うことがある。
一日に最低でも2、3時間程度の日光が当たる明るい半日陰に植えるのが理想的。

有鱗片シャクナゲ類の中では珍しく高温多湿的な環境に強い方で、
真夏の高温にダメージを受けにくく殆ど枝枯れを起こさない。

育てている上では基本種よりも強健に思えるが、
これは環境や状況に大きく左右されるもので確定的情報とは断言出来ない。


剪定

萌芽力は弱く、刈り込みには向かない。
枝分かれはやや大雑把であまり分岐せず、特に若い頃は強く縦に伸びがち。
樹高を抑える意味で植えてから3年ほどで一度頭を止めても良い。

樹形が基本種と比べてややほうき型になる。
完全に放置しても精々2m程にしかならないので、
ある程度樹形が完成したら主な剪定作業は花後の花がら摘みになる。

内に伸びる枝で姿が混み合ったら少し透いて中を空ける程度の剪定で良く、
あまり強くは剪定しない方が良い。


雑記


絵1

ゲンカイツツジの基本種も花弁が薄く透き通った花色をしているが、
本種は八重咲きになることで魅力が倍増している。

花弁が薄いので重なった花弁が影になり、
日光が当たった時は最早芸術品だ。


絵1

宝石というかオーロラというか、とにかく美しい。
花弁が厚い品種の八重咲きもボリュームがあり豪華で良いが、
有鱗片シャクナゲ系の薄手な八重咲きはスマートな優美さがある。

ゲンカイツツジの素晴らしさは色も形も写真では伝えにくく、
これは是非自分で育ててみて欲しい。


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