チョウセンヤマツツジ | チョウセンヤマツツジ 白花

2024年04月24日
ツツジ
チョウセンヤマツツジ 白花の花

分類:チョウセンヤマツツジ (半落葉樹)
名前:チョウセンヤマツツジ 白花

開花期🌸:4月中旬
4月の上旬から中頃頃に開花を始める。
育成難度
基本種との違いは花が白花であるかどうかだけで、強健な品種。
割と乾燥に耐性があり、根付けばかなり日当たりの良い場所にも適応する。
成長はやや緩やか。

暑さ🌞 : やや強い。根付いていれば真夏の直射日光にも耐える。
寒さ⛄ : 強い。東京では気にする必要がない。
乾湿💧 : 乾燥にやや弱く若干の湿気を好む。

自生地 : 韓国 北朝鮮 日本【対馬】 (変種/日本在来種)

品種登録 : ❎
商標登録 : ❎
在庫状況 : ✅


概要


主に朝鮮半島に自生するチョウセンヤマツツジの白花変種。
花弁は雪のように白く、蜜標は濃い黄緑色をしている。
花のサイズは中輪でモチツツジよりもやや小さい。

白花系の品種は大体の原種ツツジに対になるように存在するが
本種の蜜標は色が濃く輪郭が滲まずはっきりと発色しており、
白と緑の互いを際立たせていて大変美しい。

非常に楚々とした美しさがある。


チョウセンヤマツツジ 白花の花

細かい来歴は不明で本種を在来種と表現するかは保留とする。

基本種のチョウセンヤマツツジは朝鮮半島のほか対馬の山野に自生しており
本種が対馬に自生する個体群の変種であれば在来種であり変種だが、
朝鮮半島に自生するものの変種が変遷して日本に来たという場合は在来種ではなくなる。

園芸家に聞いたところでは両方の由来のものが白花で存在するというが、
明確な情報の真偽は分からず断定を避ける。


取り扱いについて


特性

自生地では割と過酷な場所に生きており、岩場や断崖に生える。
従って根付いていれば相応に乾燥に強く、かといって高山植物のように多湿に弱くもない。
日本で育てる上では避けられない高温多湿的環境には割と強い。

普通に庭で育てる上では強健なツツジとして扱うことが出来、
根付いていれば夏の日差しにも葉焼けなどをせず耐える。
ただし、苗木の頃に長時間真夏の直射日光を当てることはそこそこリスクが高く、
土壌や環境条件次第ではダメージを受けてしまう。

苗木は現代では市場にほぼ流通していないと言っても良く、
ヤフオクで園芸家が偶発的に出品している挿し木苗が年に数回見られる程度である。


剪定

平戸ツツジ系には及ばないものの剪定している限りでは萌芽力が割と強く、
刈り込みにも大いに耐えると思われる。

基本種と同じで成長速度は他のツツジと比べると若干緩やかだが、
花付きも良く樹勢は旺盛で扱いやすい。

補足として徒長枝はあまり強く出さない。


雑記


絵1

ツツジで白花の品種は数多く存在し、
原種が存在すれば白花の変種もほぼあると考えて良い。

余程原種の変種の変種の変種くらいまで捩れなければ大抵白花が存在し、
発色や個性は元になった品種によって様々である。

何が言いたいかというと本種は本当に美しい。


絵2

ツートンカラーと表現するには緑色の部分が少々少な過ぎるが、
濃い緑色の蜜標が透き通るような白色の魅力を最大まで引き立てている。

華美ではないが清らかな美しさで、風に揺れる姿は風流の一言。
毎年4月は山で数多くのツツジを育て観察しているが、本種は見ているだけで心がティータイムになる。


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