ヤマツツジ | ヤマツツジ 白花二重

2024年04月29日
ツツジ
ヤマツツジ 白花二重

分類:ヤマツツジ (半落葉樹)
名前:ヤマツツジ 白花二重

開花期🌸:4月中旬
基本種のヤマツツジと並んで4月の中旬に開花する。
育成難度
基本種のヤマツツジよりも扱い易く、強健で若干日差しにも強い。
樹形もやや詰った感じになって花付きも良く、
ヤマツツジであることを忘れそうになる。

暑さ🌞 : やや強い。短時間であれば真夏の直射日光にも耐える。
寒さ⛄ : 強い。東京では気にする必要がない。
乾湿💧 : 乾燥にやや弱く若干の湿気を好む。

自生地 : (日本の園芸品種)

品種登録 : ❎
商標登録 : ❎
在庫状況 : ✅


概要


ヤマツツジの白花変種の園芸品種。
蜜標の色は薄く花弁は純白で、花を見た時の印象はとにかく真っ白である。
がくが花弁化した二重咲きで花に厚みがありとても豪華。

花付きが基本種よりも大分良く、一見しただけではヤマツツジに見えない。
おしべが5本以上あるので(ヤマツツジは基本的におしべが5本)
実はオオヤマツツジかオオヤマツツジ系なのではないかと密かに疑っている。


ヤマツツジ 白花二重

樹形はヤマツツジよりも間延びせず、やや密に成長する。
性質がヤマツツジの基本種よりも全体的に強く、日差しへの耐性も強い。

流石に平戸ツツジや久留米ツツジのようにはいかないが、
真夏の直射日光を多少受けても葉焼けなどはせず強健である。

花持ちが少し悪く、特に雨が降ると変色しやすいのは欠点かもしれない。


取り扱いについて


特性

強健で真夏の直射日光にも耐えるが、一日中日が当たるような場所にはあまり向かない。
他の品種と比べて乾燥にはやや弱く湿った土壌を好む。

耐陰性があり、明るい半日陰に植えてもそこそこ花を付ける。
管理を安定させるなら半日陰に植えた方が楽だが、
よく日が当たる場所に植えた時の成長と花付きには当然及ばない。


剪定

萌芽力が高く、刈り込むことは可能。
ヤマツツジの基本種ほど縦に伸びず、樹形的にも詰まった感じになる。

強い徒長枝は出さず成長は緩やかだが毎年着実に大きくなるので、
あまり大きくしたくない場合は適度に剪定をした方が良い。

花持ちが良い品種ではないので支柱で枝を縦に伸ばし、
上の方に花が付くように剪定すると雨の泥はねを避けられ花持ちが若干だが良くなる。


雑記


絵1

ツツジはとにかく園芸品種が多く、それこそ星の数ほどに存在する。

品種改良の歴史も古くツツジの品種が一番生み出されたのは江戸時代で、
今に残る品種も殆どがその時代に生み出されたものばかり。


絵2

数百年の歴史の中で相当数のものが現代に至るまでに消失しており、
来歴や詳細が不明な品種が多数存在する。

殆どの品種は昔に生まれたものであっても現代に生まれてくるツツジもあり、
昔の品種だと思っていたら案外新しいものであったりその逆も然りで園芸関係の情報は常に混沌としている。

本種も由来不明の園芸品種の一つで、便宜上ヤマツツジ白花二重と呼んでいるが
もしかしたら過去にはきちんとした名前があったのかもしれない。


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